小平市第四期地域保健福祉計画 小平市第三期福祉のまちづくり推進計画 平成30(2018)年度〜38(2026)年度 【概要版】 だれもが担い手、お互いに支えあいながら、安心して暮らせる地域共生社会をめざして だれもが暮らしやすく思いやりのあるまち こだいら 平成30(2018)年3月 小平市 計画策定の目的 詳細本編7ページ 「小平市第三期地域保健福祉計画」(平成20(2008)年度〜平成29(2017)年度)及び「小平市第二期福祉のまちづくり推進計画」(平成19(2007)年度〜平成29(2017)年度)の計画期間が、平成29(2017)年度に終了することから、少子高齢化の進行等による社会環境の変化や、生活困窮者自立支援法の施行、社会福祉法の改正等の国や東京都の動向を踏まえ、小平市の実情に応じた計画の策定により、平成30(2018)年度以降の小平市の地域保健福祉及び福祉のまちづくりに関する施策の総合的かつ計画的な推進を図ることを目的とします。 計画の位置づけ 詳細本編7ページから8ページ 地域保健福祉計画 ・社会福祉法第107条に定める「市町村地域福祉計画」に該当する、地域福祉を推進するための基本となる計画です。 ・市のあるべき姿、進むべき目標を定めた「小平市長期総合計画基本構想」の部門別計画として位置づけられます。 ・高齢者、障がいのある人、子ども等の、保健福祉における分野別の各個別計画と整合性を図り、「地域」という分野を横断した視点に基づき、各分野に共通して取り組むべき事項について、総合的に推進します。 福祉のまちづくり推進計画 ・小平市福祉のまちづくり条例第8条に基づく、福祉のまちづくりを進める上で基本となる計画です。 ・「地域保健福祉計画」と同様、高齢者、障がいのある人、子ども等の分野別の各個別計画に共通する施策を備え、分野別の各個別計画と連携しつつ、福祉のまちづくりを推進します。 (「地域保健福祉計画」と「福祉のまちづくり推進計画」は、国の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)」や、東京都の「地域福祉支援計画」、「福祉のまちづくり推進計画」等との整合性を図っています。) 計画の期間 詳細本編8ページから9ページ ・本計画の計画期間は、平成30(2018)年度から平成38(2026)年度までの9年間とします。 ・3年ごとに策定する「地域包括ケア推進計画」、「障害福祉計画」及び「障害児福祉計画」の計画期間の周期と合わせることで、連携・整合を図り、地域福祉及び福祉のまちづくりを総合的に推進します。 地域における支えあい(地域福祉とは) 詳細本編12ページ 「地域福祉」とは、地域においてだれもが安心して暮らせるよう、地域住民や事業者、関係機関・団体、行政がお互いに協力して地域生活課題の解決に取り組む考え方です。また、高齢者、障がいのある人、子ども等の分野ごとの制度ではなく、「地域」という分野を横断した括りで捉え、包括的に必要な支援を行っていくものです。 市民、事業者、関係機関・団体、行政の各々が役割を果たし、連携した、自助(市民一人ひとりの主体的な活動)・共助(ご近所の助けあいやボランティア活動等の市民・団体相互の支えあい)・公助(行政による公的な福祉サービス)の考えに基づく支えあいが、より一層必要とされており、小平市では、行政の役割として、公的な福祉サービスを充実していくとともに、市民、事業者、関係機関・団体、市相互で協力・協働し、地域全体で福祉を推進します。 包括的な支援体制の構築 詳細本編13ページから15ページ ○小平市では、地域の実情を踏まえたきめ細かい高齢者福祉・介護の環境づくりをめざすものとして、地域の成り立ちや人口の分布状況等から、市内を5圏域に区分し、圏域ごとの中核拠点として地域包括支援センターを設置していますが、今後、地域福祉においても、この地域包括支援センターの活動エリアである日常生活圏域により、地域福祉を進め、必要に応じて圏域の見直しについて検討します。 ○住民に身近な圏域への、気軽に相談することができる窓口の設置が求められており、日常生活圏域ごとの中核拠点である地域包括支援センターにおいて、高齢者だけでなく、障がいのある人や子ども等の相談対象者の拡大を検討することなどが考えられますが、地域包括ケアシステムの構築の進捗状況を確認しながら、検討を進める必要があります。 ○また、住民主体の助けあいによる高齢者の生活支援・介護予防サービスの提供体制を進める生活支援コーディネーターが地域包括支援センターに配置されていますが、高齢者分野に限らず地域生活課題を住民が主体的に把握し、解決を試みることができるよう、小平市社会福祉協議会と連携し、コミュニティソーシャルワーカーの段階的な配置の検討を進めます。 ○さらに、身近な圏域での相談体制を支援するとともに、各制度ごとの相談支援機関のほか、福祉以外の分野も含めた多機関との連携により、適切な支援を行います。 (「第6回地域力強化検討会」(平成29(2017)年2月28日開催)参考資料1 地域における住民主体の課題解決力強化・包括的な相談支援体制のイメージ」を参考に作成したモデル図を掲載しています。) (今後、小平市の実情に応じた包括的な支援体制を検討する中で、変更になる可能性があります。) (地域住民等や支援関係機関は、主なものを記載しています。) 小平市第四期地域保健福祉計画 詳細本編61ページから86ページ 計画の基本理念、基本目標を達成するために、地域共生社会の考え方に基づいた3本の施策の柱に沿って、地域保健福祉に関する施策を総合的・体系的に推進します。 基本理念 だれもが担い手、お互いに支えあいながら、安心して暮らせる地域共生社会をめざして 基本目標 基本目標1 地域における支えあいの構築 基本目標2 市民、地域、市相互の協力・協働 基本目標3 多様化する地域生活課題解決への支援 施策の柱 (1)お互いに支えあう地域づくり 施策 マル1 地域での交流支援(顔の見える関係づくり) マル2 地域福祉の担い手の確保・育成 マル3 地域における社会参加と生きがいづくり 施策の柱 (2)支援が必要な人を支える仕組みづくり 施策 マル1 情報提供・相談支援体制の充実 マル2 福祉サービスの質の向上と権利擁護の推進 マル3 生活困窮者の自立支援や複数かつ多様な課題を抱えた人への対応 施策の柱 (3)安全・安心に暮らせる環境づくり 施策 マル1 地域の防犯・防災体制の充実 マル2 地域での見守り体制の充実 (計画書本編には、市民、地域、行政に期待される役割を記載しており、相互に連携・協働して取り組みます(福祉のまちづくり推進計画も同様)。) 小平市第三期福祉のまちづくり推進計画 詳細本編87ページから105ページ 計画の基本理念、基本目標を達成するために、ユニバーサルデザインの考え方に基づいた3本の施策の柱に沿って、福祉のまちづくりに関する施策を総合的・体系的に推進します。 基本理念 だれもが暮らしやすく 思いやりのあるまち こだいら 基本目標 基本目標1 だれもがお互いを尊重しあいながら、共に暮らしていくまちづくり 基本目標2 ユニバーサルデザインの推進 基本目標3 当事者も含めた市民の参加や協働の推進 施策の柱 (1)施設等のバリアフリーの推進 施策 マル1 建築物におけるバリアフリーの推進 マル2 道路、公園等におけるバリアフリーの推進 マル3 住宅におけるバリアフリーの推進 マル4 移動におけるバリアフリーの推進 施策の柱 (2)心(意識)のバリアフリーの推進 施策 マル1 多様性の理解に向けた普及啓発の充実 施策の柱 (3)情報のバリアフリーの推進 施策 マル1 だれにでもわかりやすい情報提供の充実 マル2 災害への備えと対応 計画の推進体制の整備と進行管理 詳細本編109ページ ○計画の推進体制の整備 地域生活課題の多様化への対応と、福祉のまちづくりの展開に向けて、本計画は様々な分野が関係することから、推進にあたっては、庁内関係部署との横断的な連携を強化し、全庁で取り組みます。 また、市民、民生委員児童委員、自治会、市民活動団体、事業者及び小平市社会福祉協議会等並びに国・東京都等の関係機関と、相互に連携・協働して、地域福祉及び福祉のまちづくりを推進します。 ○計画の進行管理 本計画は、分野別の各個別計画における内容と連動しているため、進行管理は各個別計画において行います。 本計画の計画期間は9年間ですが、福祉関係の制度改正等の国や東京都の動向や、社会環境の変化等に対応するため、計画の中間年である平成34(2022)年度に、これまでの取組を検証した上で、必要に応じて見直しや新たな取組の検討を行います。 小平市第四期地域保健福祉計画 小平市第三期福祉のまちづくり推進計画【概要版】 平成30(2018)年3月発行 小平市 健康福祉部 生活支援課 郵便番号187−8701 小平市小川町2丁目1,333番地 電話 042−346−9537 ファックス 042−346−9498 電子メール df0012@city.kodaira.lg.jp