光化学スモッグ
更新日: 2022年(令和4年)6月29日 作成部署:環境部 環境政策課
光化学スモッグについて、発生の原因から注意報などの情報収集方法まで掲載しています。
光化学スモッグとは
工場や自動車から排出される窒素酸化物(NOx)や揮発性有機化合物が太陽光(紫外線)を受けて化学反応(光化学反応)を起こして変質し、「光化学オキシダント」という有害な物質になり、これが空気中に滞留した結果、空が霞んで、白いモヤがかかったような状態になることを「光化学スモッグ」といいます。
光化学スモッグの発生しやすい条件
5月の下旬から9月にかけて、朝から日射が強く、気温が高く、風の弱いなどの気象条件が重なった場合に、光化学オキシダントの濃度が高くなるといわれております。このような条件で、遠くを見たときに建物が霞んで見える場合は、光化学スモッグが発生している可能性が高いと判断してください。
健康被害
光化学オキシダントの濃度が高くなると、目や呼吸器などの粘膜を刺激して、健康被害が発生することがあります。
- 眼のチカチカやのどの痛みある場合は、屋内に入り直ちに洗眼し、うがいをしましょう。
- 洗眼やうがいをしても様子が変わらない時や、息苦しさ、胸が苦しくなった時は、医師の診断を受けましょう。(応急措置として、涼しい通風のある場所で安静にしてください)
光化学スモッグ情報の収集方法
- 東京都大気汚染テレホンサービス
電話番号 03-5640-6880
- メールによる緊急時情報の送信
パソコンや携帯電話のメールアドレスを登録し、東京都環境局からの光化学スモッグ情報をメールで受信する方法です。
登録方法
東京都環境局公式サイトの登録ページにアクセスし、画面の指示に従ってメールアドレスを登録してください。(なお、この登録の有効期限は年度末までです)
(パソコン・携帯電話共通)
http://www.ox.kankyo.metro.tokyo.jp/mail.php(外部リンク)
- インターネットによる確認
東京都環境局のホームページ(公式サイト)で確認できます。
http://www.ox.kankyo.metro.tokyo.jp/ox.php(外部リンク)
- なお、小平市のホームページのトップ画面でも確認できます。
発令区分 | 発令地域 | 発令基準 | 備考 |
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光化学スモッグ 学校情報 | 多摩北部 | オキシダント濃度が0.10ppm以上の状態になり、その状態が継続すると認められるとき。 | 学校情報は、児童・生徒の光化学スモッグによる被害を未然に防止するため、学校等に対して提供する情報です。 |
光化学スモッグ 注意報 | 多摩北部 | オキシダント濃度が0.12ppm以上の状態になり、その状態が継続すると認められるとき。 | 公共施設等で発令看板を掲示 |
光化学スモッグ 警報 | 多摩北部 | オキシダント濃度が0.24ppm以上の状態になり、その状態が継続すると認められるとき。 | 防災無線で周知 |