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市報こだいら:2020年7月20日号 4面(抜粋記事)

更新日: 2020年(令和2年)7月20日  作成部署:企画政策部 秘書広報課

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市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。

 自宅から避難しなければならなくなったとき 避難生活の備え

小平では、震度6強の地震が発生した場合、火災や家屋の倒壊などの被害が考えられます。
こうした被害が起きた場合、自宅以外の場所で避難することも考えましょう。

避難場所と避難所

災害時の避難先は、4種類あります。
避難所の場所は、小平市防災マップや小平市ホームページで確認できます。
避難が必要になった際は、防災行政無線、防災・防犯緊急メールマガジン、小平市公式ツイッターなどで開設状況をお知らせします。

いっとき避難場所

災害発生後、一時的に災害から避難する場所

広域避難場所

火災などが拡大し、いっとき避難場所では危険があると判断された場合に一時的に避難する場所

避難所

住居の喪失など、継続して救援・救助が必要な方が生活の場として避難する場所

二次避難所(福祉避難所)

要配慮者(高齢者、障がい者、難病患者、妊産婦など)が状況に応じた医療や介護など必要な支援を受けられる場所
(注) 避難所と二次避難所は、被災の状況により市災害対策本部の判断で開設されます。

避難所での生活は避難が必要な方を優先

避難所に多くの人が避難した場合、特に新型コロナウイルス感染症流行時は避難スペースの確保が難しく、避難者全員を受け入れることが困難となります。
本当に避難が必要な方を適切に受け入れられるようご協力をお願いします。

避難所の運営・管理は避難者自身で

避難所は、被災して自宅で住めなくなった人が一時的に生活する施設です。
そして、避難者同士がお互いに励まし合い、助け合いながら生活再建に向けての一歩を踏み出す場でもあります。
大規模な災害が発生した場合、市職員は通常業務のほか、応急復旧活動、被災家屋の調査、り災証明書の発行などにも従事するため、避難所の管理・運営に多くの市職員が従事することはできません。
そのため、避難所生活は避難した地域住民の方々が中心となり、市職員、学校関係者、自治会や自主防災組織などさまざまな団体と協力しながら管理・運営していく必要があります。
なお、被害状況により避難所で備蓄品が配布されるまで時間がかかる場合があります。
避難の際は、避難袋などの準備をしてください。

避難しなければならないときのために 災害時の持ち出し品

避難所では、必要なものが必ずしもそろうとは限りません。
避難袋に生活に必要なものは用意して、避難しても過ごせるための準備をしましょう。

避難袋づくりのポイント

  • 外に持ち出して歩くことを考えて、リュックサックなど持ち運びしやすいバッグを避難袋に使うと動きやすくなります
  • 持ち出し品は、旅行に行くときに持っていくものを入れてみましょう
  • 入れ歯や常備薬、離乳食など日常生活で使うものを用意しましょう

非常時に必要な品

  • 手間なく食べられる物
  • 飲料水
  • 敷きマット、ブランケット
  • 防寒具、雨具
  • 応急医療品
  • 懐中電灯
  • 折り畳み式ヘルメット
  • 現金(小銭)
  • マスク(口が覆えるハンカチやタオルでも可)
  • 消毒用品(アルコール・ジェルなど)
  • 手を洗う石けん類
  • ペーパータオル、ウェットティッシュ、ハンドタオル
  • 体温計
  • 避難者カード

新型コロナウイルス感染症など感染症流行時の避難所生活の主な注意点

避難所では、多くの人が集まるため、感染症が拡大する危険があります。
避難した方は、感染症予防対策に努めてください。

  • マスク着用、手洗い、咳エチケットなどの感染症対策の徹底
  • 密集・密閉・密接にならないよう十分な換気、人との距離を保つ、スペースを確保する
  • 避難所の清掃など衛生環境の確保
  • 検温など、自身の健康管理
  • 発熱・せきなどの症状が出た方のための専用スペースの確保など

ペットとの避難

災害で家の倒壊や火災などの被害を受け、避難が必要な場合、ペットと一緒に避難所へ避難できます。
ただし、避難所のスペースは限られているため、受け入れが難しい場合があります。
また、原則としてペットは屋外での飼育となり、居住スペースには入れません(障がい者補助犬は除く)。
指定する場所につなぐか、ケージに入れるなどしてください。
ペット用の日用品は、飼い主で用意してください。

避難所利用に必要なもの

  • ケージ、下敷きシート
  • 水・食料
  • トイレ用品
  • 医療品など

ペットと避難するための備え

  • 身元表示
    ペットとはぐれた場合、ペットが飼い主のもとに戻れるよう身元表示をしましょう
  • しつけ
    避難所で周囲に迷惑をかけない、安全で速やかに避難できるよう、ふだんから飼い主がコントロールできるようにしましょう
  • 健康管理
    感染症のまん延を防ぐため、日頃から体を清潔に保つこと、狂犬病予防注射(犬)や、混合ワクチン、ノミなど外部寄生虫の駆除をしましょう
  • 防災用品の備蓄
    ペットの備えも飼い主が準備しましょう

避難所管理運営マニュアル

避難所管理運営マニュアルとは、被災後に避難所運営体制をいち早く確立するために、具体的な手順などをまとめたものです。
避難所となる小・中学校の教育の早期再開や施設を衛生的に使用するためにも、一定のルールを定める必要があります。
現在、市では地域住民や学校関係者の方々と協力しながら、避難所管理運営マニュアルの作成を進めています。
マニュアルは避難所ごとに作成され、小平市ホームページからご覧になれます。
避難所となる各小・中学校のうち12か所の地区で完成し、6か所の地区で作成中です(令和元年度末時点)。

関連リンク

2020年7月20日号 5面

2020年7月20日号 目次

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〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

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電話:042-346-9505

FAX:042-346-9507

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