セルフメディケーションについて
更新日: 2025年(令和7年)3月6日 作成部署:健康福祉部 保険年金課
セルフメディケーションとは
セルフメディケーションとは、日頃から健康増進に努め、軽度な不調であれば、OTC医薬品(注1)を利用することで即座に対応するなど、健康の維持・管理に自ら積極的に取り組むことです。セルフメディケーションについて世界保健機関(WHO)は、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義しています。
病気の予防、または重症化予防のために、日頃から健康状態を自己管理しましょう。ただ、購入したOTC医薬品を活用しても症状が改善しなかったり、悪化したりする場合は、できる限り早く医師や薬剤師に相談してください。
(注1) OTC医薬品:薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方せん無しに購入できる市販薬のことです。
セルフメディケーションの効果について
- 病気の予防と医療費の適正化
- 健康への意識が高まる
- 病気や薬の知識が向上する
- 所得控除の対象になる
セルフメディケーション税制について
健康増進の取り組みを行う人が、対象となるスイッチOTC医薬品(注2)を1年間に12,000円を超えて購入した場合、その購入費用について所得控除(最大88,000円)が受けられます。このセルフメディケーション税制の期間は、平成29年1月1日から令和3年12月31日までの間から、令和8年12月31日までに5年間延長されました。確定申告には、従来の医療費控除と併用することはできません。
セルフメディケーション税制に関する情報については以下のホームページをご参照ください。
- 国税庁 特定一般用医薬品等購入費を支払ったとき(医療費控除の特例)【セルフメディケーション税制】(外部リンク)
- 厚生労働省 セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)について(外部リンク)
(注2)スイッチOTC医薬品:医師によって処方される医薬品(医療用医薬品)から、OTC医薬品に転用された医薬品をいいます。