小平市まちの環境美化条例を制定しました

条例の目的

この条例は、市、市民等及び事業者が一体となって環境美化の推進に取り組むため、それぞれの責務として実践する行動やマナーを示すとともに、ごみのポイ捨て及びペットのふんの放置を禁止し、その他必要な事項を定めることで、環境美化意識の向上を図り、環境美化活動の実践及び参画を推進し、住みやすいまちの実現と快適な生活環境の確保を図ることを目的としています。

条例の施行日

令和4年6月1日

条例の主な内容

 市の責務

条例の目的を達成するため、以下のとおり、市が果たす責務を規定しています。

•  市民等及び事業者が行う環境美化活動への支援、意識の啓発その他環境美化に係る施策を実施すること。

市民等の責務

市民や市内に居る人が、まちの環境美化のために実践する行動やマナーを以下のとおり規定しています。
なお、責務とは、強制されるものではありませんが、一人一人が条例の目的を理解し、各々の状況に応じて実践や順守に努めるものとして示しています。

• 自らまちを清潔に保全すること。

• 自宅及びその周辺での環境美化活動や自治会等による地域の環境美化活動に協力すること。

• 屋外で生じさせたごみは、自らの責任で適正に処理すること。

• ペットを散歩等で外出させるときは、ふん尿を処理するための用具を携帯すること。

• 歩行中又は自転車、原動機付自転車及び自動二輪車の乗車中に喫煙しないこと。

• その他市の実施する環境美化施策に協力して取り組むこと。

事業者の責務

事業者が、条例の目的を理解し、まちの環境美化のために実践する行動を、以下のとおり規定しています。

• 事業所やその周辺地域等で、清掃等の環境美化活動に取り組むこと。

• 市が行う環境美化推進の施策に協力すること。

禁止事項

快適な生活環境を確保するため、以下の行為を禁止事項として規定しています。

• 公共の場所等に空き缶やたばこの吸い殻等のごみをポイ捨てすること。

• 公共の場所等にペットが排泄したふんを放置すること。

指導・勧告・命令・過料

禁止事項の行為者への対応について、以下のとおり規定しています。

• 市は禁止事項の行為者に対して、行為の中止や原状回復について指導、勧告及び命令を行うことができます。

• 禁止事項の行為者が、正当な理由がなく命令に従わない場合は、5万円以下の過料が科されます。

環境美化推進重点地区・指導員

ごみのポイ捨て等の状況を勘案し、まちの環境美化を重点的に推進する地区における取組を、以下のとおり規定しています。

• 特にごみのポイ捨てやペットのふんの放置を防止することにより、環境美化を推進する必要があると判断される地区を、環境美化推進重点地区に指定することができます。

• 環境美化推進重点地区において、禁止事項の行為者への指導を行うため、指導員を置くことができます。

   

  
  市内6駅周辺を環境美化推進重点地区として指定しています。

小川駅周辺（PNG 37KB）
鷹の台駅周辺（PNG 62.1KB）
新小平駅周辺（PNG 33.3KB）
一橋学園駅周辺（PNG 39.6KB）
小平駅周辺（PNG 55KB）
花小金井駅周辺（PNG 99.2KB）

ごみゼロデーとみんなでまちをきれいにする週間

市、市民等及び事業者が一体となって環境美化活動を推進するための期間を以下のとおり規定しています。

• 毎年5月30日以降の最初の日曜日をごみゼロデー、毎年10月1日から7日までをみんなでまちをきれいにする週間と定めます。

ごみゼロデーについて

逐条解説

条例の趣旨、解釈・運用について詳しくは、添付のファイルをご覧ください。

小平市まちの環境美化条例逐条解説（PDF 490.7KB）

条例、施行規則条文

条例と施行規則の条文などはこちらからご覧ください。

小平市まちの環境美化条例（PDF 126.4KB）

小平市まちの環境美化条例施行規則（PDF 110.7KB）

まちの環境美化条例リーフレット（表）（PDF 631.2KB）

まちの環境美化条例リーフレット（裏） （PDF 592.8KB）